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No.1:事業構想の概要図を描いてみるNo.1 |
2.「事業計画書」を作成する手順
2-1 頭の中にあるアイディアを目に見えるようにする
業務内容や仕事の流れ等を具体的にイメージしながら、事業概要図を描いてみた。今の段階で頭の中にあるものを、思い付きも含めて、とにかく書き出してみることにする。
<業務内容> |
●著作権管理(著作権の仕入業務) |
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・キャラクター作品(商品となるもの)の著作権所有者(各クリエイターやアーティスト)とその営業権利に関する契約を結び「営業権」を取得する。登録時点では、独占販売契約ではなく、あくまで営業権利の獲得とし、仕事が発生し受注した場合の条件等の取り決めを行っておく。
・キャラクターの選定は基準を設け、オーディションシステムで選出していく。
キャラクター作品は、現在のところ「動物もの」に限定する予定。これは、差別化要素(なんでもあり!ではなく、特化する意味で)とする目的と、筆者の個人的趣味(動物が大好き!)からなる。
・プロ、アマは問わない。 |
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■課 題
・著作権の料金設定が難しい。ここをなんとか体系化し、独自の料金システムを作りたい。(ハードを作る業界からすると、ソフトの料金ほど根拠の見えないものはないからね。)
・データベースの構築をどうするか。
・Web上での登録システム、検索システム。 |
●著作権の販売 |
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・営業活動の展開。 |
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■課 題
・市場ニーズを探り、営業戦略を立てる。
・広告業界においては、告知活動を計画的に行い認知度を上げる。 |
●商品企画 |
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・キャラクターを使用した展開を積極的に提案(営業)していく。
・ノベルティーグッズの企画デザイン。
・プライベート・ブランドの商品開発。(ブランドロゴデザインも含む)
・スーベニアグッズの商品開発。(ネーミングからパッケージデザインまでトータルに提案) |
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■課 題
・商品開発は、外部ブレーンスタッフ、ブレーン企業から構成されたプロジェクトチームで行っていく。
・実績を作るまでは、積極的に提案営業を行っていかなければならない。 |
Memo:
・この事業展開の中で、もちろんこれまでの経験である程度予測できる部分もあるが、「著作権ビジネス」となると、“絵に描いた餅”に近い。そこを1つ1つクリアしてリアルなものにしていくためには、描いた仮説を肉付け、裏付けする情報を集める作業がかなり必要となってくる。
・どこへ、誰にたのんだらいいのか...、というニーズに対して応えられるワンストップ型のサービスと情報の提供。これを実現できる業務システムを将来的には構築したい。
事業企画は、これまで手掛けてきた媒体企画や販促企画と違って、リアルな3次元にある色々な要素と関連していくので、勝手が随分と違う。しかし、この企画は、お金を生み出す企画な訳だから、とても面白い。かなり脳細胞を使うようなので、“頭のトレーニング”となりそうだ。
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